朝から妻に待ち伏せされて、小学6年生の長女の駅伝大会へ向う。
普段、走りに来る運動公園は、日常と違って人が溢れていた。
こんな日は、ここでのジョグを諦めるしかない。
長女は周回コースの1区を走り、30番代位で来たと思う。
走り終わって、悔しかったのか泣いていた。
普段来ない親父の前で、自分の描いたいい姿見せられなかったのが、悔しかったのかも・・・
オヤジが子供達に、望むものはない。
自分自身に課題が多く、やらねばならぬ事が多いのに、サボる事が得意技。
子供達の前に、己が何が出来るか、己が一番で中心だと思う。
午後は、長女・次女のバスケットの練習を、初めて見学へ行った。
長男の時も感じたが、想像力が豊か過ぎで、解釈の幅が広い小学生の感性に、物事を伝える難しさを解消する事できれば、指導者の負担が減るのではないかと思う。
しかし、複数の固定されたコーチ陣で、「やって見せる」という事が出来なければ、現実として一人の指導者が、言動を活かし、表現力で勝負するしかない。
そこを突破することが出来れば、指導者と選手の信頼関係が一気に深まると感じた。
お互いに、マンネリ化を打破するのは大変。
だが、「教育」に、大量生産・大量輸送・大量供給される商品のような効率性などは、必要ない。
子供時代は、人間形成する上で様々なことを体験して「感性」を磨き、それぞれの「個性」が成長する大切な時期だ。
感じやすい年頃に、生きていく上での理不尽や、矛盾を学ぶにも、最高な環境が「運動部」の良さだ。
今日のように、客観的に物事を観察するのは面白いが、試合前日に指導者・選手は真剣勝負。
それぞれが自分なりに、懸命になっていたと思う。
明日は、次女のバスケの新人戦。
たまには、「子供孝行」して、試合という通過点を、見学に行く予定。
試合に目標を置かず、人生を楽しむ事を目標にすれば、幸福に少しだけ近づけると思う。
それが幸せではないかと感じる。
己に言い聞かせ、時間を大切にしなければ・・・