仕方なく電話を買い換えた。
帰宅すると、子供達も早く電話を買い替えたいと騒いでいる。
古い電話は愛着があり、そんな簡単には手放せない。
しかし、すぐに慣れるであろう。
夕刊の「ゼッケン67」という記事が目に付いた。
内容は覚えていないが、兄か自分の国語の教科書に使われていた題名だったのを、何となく思い出した。
記事を読むと、東京オリンピックの10000mで、最下位になった選手の話だった。
成績が悪かろうが、一所懸命に頑張る姿は感動を与える。
自分は、雑に扱われながらも頑丈な、型遅れの古い電話が好きだった。
新しい物になじめない自分は、新しくなった電話はまだ使い勝手が悪い。
古くなった自分も使い勝手が悪いが、今後も健康第一で楽しく生きて行こう。