地震の影響で、娘たちのバスケの練習がずっと中止になっていたが、今日になり送別会が開催されることになった。
事前準備や片付けなど、こちらは「おんぶにだっこ」で何もせず。
ありがたさと、申し訳なさが混ざる。
送る会は午前中の2時間くらいで幕を閉じるが、非常に濃い内容で、素晴らしい体験をさせて頂いたと思う。
保護者の方や指導者、その他学校関係者、地域の方々に支えられ、このような「場」に参加することが出来て、感謝の一言に尽きる。
「子供達の教育」という観点から見ると、目的や方向性が同じでも、色々な方々の様々な考え方や感じ方の差異から、軋轢が生じることもある。
しかし、「言動」ではなく、お互いの「行動」から、時間と共に和解という方向へ向かうことがあると思う。
逆に言うと、揉め事がなく、何事もないことは、まず考えられない。
監督は、しばらく体育館が使えないが、どのように練習をしたいかを、子供達に考えさせ、個人の意見とチームの意見を出すように指示していた。
答えが出なくても、このような事を考えるというのは重要だ。
逆境にも負けず、工夫してチームを作るのは彼女達自身。
この気持ちを、大人になってから思い出し、苦難を乗り越えてほしいと思う。
そして、一緒に汗を流し、声を掛け合った仲間がいることも、忘れないでほしい。
自分達は、見守るだけ。
子供達以上に、自分自身が勉強になった。
何も考えずに、一つの目標へ向かった少年時代を思い出す。
あの頃と変わらないつもりでも、社会人として過ごす日常は、その頃の気持ちとは、やはり違う・・・
そんな少年時代の気持ちに、少しだけ戻れた。
今日も酒は控え目だったが、疲労で早い時間から、いつの間にか眠りに落ちた夜。