オカメインコの「タ~君」が、我が家から脱出してしまった。
自宅付近を朝から探したが、見つからない・・・
妻は、警察や動物愛護センターなどに問い合わせをしたが、ダメ・・・
夕方、末っ子を連れて、再び「タ~君」を探しに行った。
末っ子は、真面目に探さず、ネコに懐中電灯の光をあてて遊んでいる・・・
タ~君を探していて気が付いたが、以外にも住宅街には色々な種類の鳥達がいる。
鳴き声も様々だ。
その中でも、「タ~君」の甲高い声は個性的なので、鳴けばすぐに分かると思ったが、考えが甘すぎた・・・
大好きな夕焼けも、美しく見えず、辺りが闇に包まれて行くことが恨めしい・・・
飼い主は感情で考えるが、動物にしてみれば、例え命を落としても「自由」の方がいいのだろう・・・
やりきれない思い・・・
いったん帰宅して、気分転換に出かけることにした。
電車に乗って、隣の駅にある本屋さんへ行った。
次女と次男が付いて来るというので、切符の買い方や電車に乗る時のマナーを教えた。
妻には、すぐに帰ると言っていたが、やはり本屋さんは楽しい。
子供達も、時間をつぶせる場所なので、ぐずらない。
帰り道に、お菓子を買ってあげた。
20年は生きると言われた「タ~君」の事は、発見の連絡の期待を心の片隅に持ちながらも、早く忘れよう・・・